さて、この小宴の盆は師匠、宮崎珠太郎に初めて褒められた作品である。弟子入りしてから15年程たってからの事、クラフト展で展示しているこの作品を見て、竹ひご一本一本を束にして編む技法が新しい仕事だと評価して下さった。ただ、前日に久し振りの再会で飲みすぎて二日酔いではあったけれど。


安固を入れていく(柾と言う竹ひごを乗せていく土台)


内縁を入れて仮止め


安固が入ったら柾入れの準備ができた