竹聲館について

竹の道40年以上の竹工芸家高見八州洋と同じく30年の妻綾子の二人三脚で作り上げる竹の工房。竹ペンやペーパーナイフなどの文具から盛りかご、花かご、照明等、クラフト作品全般を製作している。
また、工房に併設するギャラリーでは作品を展示販売している。

高見八州洋プロフィール

1957年、日田市に生まれる。昭和53年野々下一幸に、昭和56年宮崎珠太郎に師事し、昭和59年独立。平成元年以降日本クラフト展に出品、平成5年から大分県内外で度々個展を開催。朝日現代クラフト展等にも出品。平成23年日本クラフト展で審査員を務めた。テーブルウェアやインテリア用品、文具、バッグ等多様なクラフト作品を制作。大分県を代表する竹クラフト作家の1人。

日本クラフト展に出品した「小宴の盆(大)(小)」は読売新聞社賞を受賞。同作は大分県立美術館OPAMの収蔵品にもなっている。

高見八州洋来歴

1957年 大分県生まれ
1978年 竹工芸家野々下一幸氏に師事
1981年 竹工芸家宮崎珠太朗氏に師事
弟子を取らない事で有名な宮崎珠太朗氏の唯一の内弟子
1984年 独立自営
1991年 ~日本クラフト展出展  ~2013年現在
1993年 亀の井別荘鍵屋ギャラリーにて作品展
1996年 由布院空想の森美術館にて手仕事の竹展
1997年 熊本県小国にて竹工展
1998年 三人展
兄・高見乾司(画家)による絵画
兄・高見剛(写真家)による写真
2000年 全国公募展南風の生活文化展出展
南の風大賞受賞
2001年 朝日現代クラフト展招待出品
2002年 二人展兄・高見乾司(画家)による絵画
2003年 私邸内装制作
2004年 野々下一幸追悼展参加
2005年 陶花白竹展
2007年 湯布院旅館ロビー照明制作
2008年 由布院駅アートホール
インドコルカタ技術伝承
2009年 繭展示会
大分県立芸術会館展示
2010年 テーブルギャラリー展示会
梅屋竹工
ぶどうのたね暮らし展・いいかご展
2011年 第50回日本クラフト展審査員に選出
Ritsurin、ギャラリーありにて親子展開催
2012年 第51回日本クラフト展読売新聞社賞受賞
日本橋三越、銀座三越企画展開催
帆足本家富春館企画展参加出品
竹聲館展「竹色竹聲」開催
2013年 個展小さなギャラリー庵峠のギャラリー歩ら里梅屋など
2014年 個展阪急うめだ本店など4カ所
湯布院に新店舗オープン
2015年 個展阪急うめだ本店、博多リバレインなど4カ所

高見綾子プロフィール

1966年、日田市に生まれる。高見八州洋と結婚したことをきっかけに、別府市にある竹工芸訓練センターに通う。卒業してから現在に至るまで、夫とともに製作を続ける。