楽しみにしていた工房の窓から見える紅葉は、深くは染まらず、素早く通りすぎて行った。
只、コンクリートの隙間から生えて大きくなった桜が、落ち葉を輝かせている。
時折、拾っては楽しんでいるけれど、季節は進み、湯布院の平地でも、雪が舞った。